子どもを読書好きにする苦楽園読書くらぶ

言葉の豊富な子どもはどんどん伸びる

言葉の豊富な子どもはどんどん伸びる

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石井 勲(コスモトゥーワン)

「言葉の豊富な子供はどんどん伸びる」と題して興味深いデータが示されていたのでそれを転載させていただきました。表は記述内容を私がまとめたものです。

<本文>          
学校の給食の献立表に「むしぱん」とかなで書かれていたため、「虫の入っているパンが出てくるのかと心配しちゃったよ」と嘆いた生徒がいたそうです。

これは、その子供が「むし」といえば「虫」だけで、「蒸し」という言葉があるのに気づかなかったことから起こったことでしょう。

このように、私たちは、言葉(専門的には「内言語」といいます)でものごとを考え、認識しています。ですから、言葉の豊かな子供は、思考の幅が広く正確になります。

このとき、言葉を頭に蓄え、その意味を理解し、ものごとの概念を正しく認識するには、日本語では何といっても漢字の力を高めることがカギを握ります。

たとえば「しかく」という言葉を想像してください。そのときどきに応じて、この言葉を正しく認識するには、「四角」「視覚」「資格」「死角」「刺客」といった豊かな漢字力がベースにならなければなりません。

ところで、岸本裕史氏(学力コンサルタント)が、小学生1年生と6年生を対象に、知っている言葉の数と成績の関係を調べた、非常に興味深いデータがあります。


550,語彙と学力の関係の表


この結果、「知っている言葉の数の多い子供ほど、成績がよい」という傾向が明らかにされたのです。さらに、「読書量の多い子供ほど、成績がよい」というデータも出ています。

もちろん、学校の成績だけで子供の能力を測ることはできませんが、岸本氏の調査は、すくなくとも成績のよい子供ほど、知っている言葉の数が多く、読書量も多いことをはっきり表しています。
「石井式で漢字力国語力が驚くほど伸びる」第1章(石井 勲・コスモトゥーワン)より

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